2004-02-26 第159回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
○北出政府参考人 三宅島では、依然として山頂火口から二酸化硫黄を含む火山ガスが放出され続けております。 二酸化硫黄の放出量につきましては、平成十二年の秋以降ゆっくりと減少し、最近一年余りは一日当たり三千トンから一万トン程度と、おおむね横ばいの傾向となっております。
○北出政府参考人 三宅島では、依然として山頂火口から二酸化硫黄を含む火山ガスが放出され続けております。 二酸化硫黄の放出量につきましては、平成十二年の秋以降ゆっくりと減少し、最近一年余りは一日当たり三千トンから一万トン程度と、おおむね横ばいの傾向となっております。
○北出政府参考人 昨年大きな被害をもたらしました地震といたしまして、平成十五年の五月二十六日にマグニチュード七・一の宮城県沖の地震がございました。七月二十六日にはマグニチュード六・四の宮城県北部の地震がございました。それから、九月二十六日にマグニチュード八・〇の十勝沖地震が発生いたしました。これらの地震の余震活動は減衰してきております。
○北出政府参考人 気象庁におきます津波予報の体制でございますけれども、我が国の周辺で地震が発生した場合に、全国百八十カ所に設置いたしました地震計のデータを気象庁本庁にリアルタイムに収集いたしまして、全国六カ所にございます津波予報中枢に伝送いたしまして、即時に解析を行いまして、震源の位置あるいは地震の規模を決定しております。
○北出政府参考人 お手元に、宮城県北部の地震についての資料があると思いますので、それについて御説明させていただきます。 七月二十六日零時十三分ごろ、六弱ということで、その後、六クラスの地震が合わせて三回起こって、そのほか五弱の余震が二回起こっております。それらの地震の震源分布図が、お手元の資料の二枚目の地図に書いてございます。
○北出政府参考人 お答えいたします。 三宅島では、依然として、山頂火口から二酸化硫黄を含む火山ガスが放出され続けております。二酸化硫黄の放出量につきましては、平成十二年秋以降ゆっくりと減少しておりまして、最近数カ月では、一日当たり三千から一万トン程度と、おおむね横ばい傾向となっております。
○北出政府参考人 三宅島におきまして、二酸化硫黄の濃度が島内で均一に高いということではなくて、地域差があるというのは、先生の御指摘のとおりでございます。 三宅島の各所で二酸化硫黄の濃度をかなり長期間観測してまいりまして、そういった結果を見ますと、風の影響を非常に強く受けるということで、三宅島では、一年を通しまして西寄りの風が吹くことが多いということで、特に島の東部に噴煙が流れることが多い。
○北出政府参考人 今、先生がおっしゃいましたように、活動が非常にゆっくり低下しておりまして、まだ住民の方が十分注意をしなくてはいけないという二酸化硫黄の濃度でございますし、帰島には、まだ十分おさまっていないという認識でございます。
○北出政府参考人 お答えいたします。 測候所は、地域における気象の観測を行い、予報、警報に必要なデータを収集するとともに、所在地の防災機関等に対する予報、警報の伝達及び解説を通して地域の気象サービスを実施する官署としての役割を担ってきました。
○北出政府参考人 地域における気象サービスの充実強化を実施するために、気象庁では、測候所の要員を地方気象台に再配置することによりまして、地方気象台の体制強化を図ってきているところでございます。この一環といたしまして、静岡地方気象台におきましては、既に、平成十三年に業務体制の強化を行いました。
○北出政府参考人 夜間におきましても、昼間も同様なわけでございますけれども、さまざまな気象情報についての照会につきましては、地方気象台の職員が適切にお答えして情報提供をさせていただいているというふうに認識しております。
○北出政府参考人 ほぼできておると考えておりますが、そのほかに若干の、ほぼ四百カ所に近い地震計、これは震度計、震度をはかる目的で設置されたものではございませんけれども、それらが気象庁にデータが集まるために若干これから作業をする必要がございますが、ほぼ完成したというふうに考えております。
○北出政府参考人 データの収集については気象庁が責任を持って収集いたしまして、推本において責任を持ってデータを解析する体制ができておるというふうに考えております。
○北出政府参考人 従来に比べまして格段に観測体制が強化され、全国の、地震が起こりました場合に震度を迅速につかまえる体制ができつつあるというふうに考えております。
○北出政府参考人 今回の地震が宮城県沖地震に結びつくかどうかということにつきまして、気象庁の考えを述べさせていただきます。 この地震は、陸側のプレートの下に沈み込んでいる太平洋プレートの内部の深さ七十一キロメートルで発生したものと推定されておりまして、その太平洋プレートと陸側のプレートの境界で発生するいわゆる宮城県沖地震とは別の地震であると考えられます。
○北出政府参考人 今回の地震が宮城県沖地震の発生を促進するかどうかという観点から気象庁でもさまざまな調査を行っておりまして、今回発生した地震によりまして、地殻変動を計算いたしまして、この変動が宮城県沖地震の想定震源域にどのような影響を与えるかといったところを計算いたしまして、地震発生を促進するかしないかといったことを調査いたしました。
○北出政府参考人 お答えいたします。 パシフィックゴーズ、ゴーズ九号でございますが、米国の気象衛星の予備衛星として待機しておりました衛星でございます。今回のバックアップに際しまして、事前に米国海洋大気庁は、米国航空宇宙局あるいは米国の大学の協力を得まして、ゴーズ九号の機能、性能の評価を行っておりまして、ゴーズ九号は、十分な期間、運用可能という公式の見解を受けております。
○北出政府参考人 お答えいたします。 三宅島における地震活動につきましては、人が揺れを感ずるような地震は、一カ月間に数回程度発生する程度でありまして、低いレベルで推移しております。 以上でございます。